2021.9.30
幹事 松浦 康雄
(関西電力送配電株式会社 理事)
DERの利活用と普及の関係は、利用価値を高めるためにはリソースが多数普及していて潤沢に活用できることが必要で、他方、魅力的な利用価値が認められなければそもそもリソースが普及しないといった、“鶏と卵の関係”にあり、スマートレジリエンスネットワークの役割は、この“鶏と卵の関係”を打開することだと考えております。
スマートレジリエンスネットワークも設立から1年が経ち、DERを利活用した様々なユースケースについて、会員の皆さまのご協力により、具体化に向けた検討を着実に進めることができておりますが、今後は、これまでの検討をどのようにDERの普及に繋げ、どのように“鶏と卵の関係”を打開するかという観点で検討を進めることが重要です。
引き続き、産官学の枠を超えて、多くの皆さまにご協力いただきながら、DERの普及や利用拡大の実現に向けて取り組んで参りたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。